2023年05月10日_エターナル 生体認証セキュリティ専門企業(株)エターナル、AI統合アルゴリズムエンジン開発!

Author
VEIN-X
Date
2023-05-11 09:29
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(株)エターナルで開発した統合AIエンジンを搭載した統合モジュール[写真提供=エターナル]
 

(株)エターナルの企業付設研究所(R&D Center)は生体認識セキュリティに最適化されたAI核心統合アルゴリズム開発を完了したと5月9日明らかにした。

既存の生体認証セキュリティ技術の場合、顔(顔面)/指紋/指静脈/ 手のひら静脈認証/虹彩認識の特徴点を検出した後、生体パラメータに適したそれぞれの異なる認識アルゴリズムをもとに生体認識システムに適用する方式であった。このような理由で互いに異なる生体認識システムには適用が不可能であり、同じ方式の生体認識システムでも光学システムが変更される場合、アルゴリズムパラメータチューニングを再び行わないといけない問題が生じ、新製品を開発する期間と費用が増加するという短所があった。

このような問題点を解決するために(株)エターナルは神経網(Neural Network)を基盤に生体特徴点抽出のための事前処理過程を除去し、抽出したイメージ原本から細分化された生体特徴主成分を早く検出してデータ化する方法を適用した生体認識専用AIエンジンを開発した。

新規開発されたアルゴリズムは、従来の生体認証セキュリティアルゴリズムよりデータ処理速度が約2倍向上し、生体特徴主成分を自動的に検出して2次元(2D)基盤の生体認識分野である顔(顔面)/指紋/指静脈/手のひら静脈認証/虹彩認識アルゴリズムに修正なしに全て適用できるという特長を持っている。

また、ニューラルネットワーク(Neural Network)学習時間短縮のために既存制御理論に使用するPID(Proportional:比例/Integral:積分/Differential:微分)アルゴリズムを適用し、既存学習時間に対し倍以上の処理速度向上を実現した。

(株)エターナルが開発したAI統合アルゴリズムエンジンは、従来の電子ウォレットのセキュリティ認証パラダイムを変えられる画期的な技術である。企業付設研究所は「この機会に指静脈と指紋認証を含め生体保安認証システムに迅速に適用し、韓国インターネット情報振興院(KISA)のすべての物理認証セキュリティ-顔(顔面)/指紋/指静脈/虹彩性能認証を獲得し、世界最高の技術力を持つ生体認識専門セキュリティ企業として位置づけられる」という抱負を明らかにした。

現在(株)エターナルは便利で安全な電子マネー取引を可能にする指静脈生体保安技術基盤認証機(X-scanner)を脱中央化された電子ウォレット、デボルト(D.Volt)に搭載し消費者に供給している。 同時に国連の傘下機構であるITU(国際電気通信連合)とILO(国際労働機関)の職員出入用指紋認証型スマートカードを供給することで協議中であり、早ければ今年上半期に契約採決予定である。

(株)エターナルのキム·ヨングク韓国経営総括代表取締役は「今回開発が完了した統合AIアルゴリズムエンジンを基盤とした統合モジュールの量産体制を年内に整え、国連傘下機関を含めグローバル市場を攻略して世界的な企業に成長する」と伝えた。

記事:https://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2023051015335925759