2023年3月16日_エターナル、指静脈認証認証FIDOシステム構築 「安全な本人確認をリード」

Author
VEIN-X
Date
2023-03-16 09:35
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96
セキュリティ専門会社㈱エターナル(自社ブランド「Vein-x(ベインエックス)」の代表チョ・ウヨル)が、世界で初めて指静脈を利用したFIDO(Fast IDentity Online)システムを構築した。今回導入したFIDOシステムはISMS-Pに準ずるシステム体系で構築されており、RESTful方式で疎通できるため、モバイルとWeb環境に制限なく使用することができ高いセキュリティを備えている。今後、本人確認を要する全ての領域で活用されるであろうと予想している。


<出典=FIDO アライアンスホームページ>

FIDOはオンライン環境でパスワードを代替する安定性のある認証方式で、Google、Microsoft、サムスン電子、TrustKey、 BlackBerryなど世界300社余りの企業、政府、学界などのメンバーらが、国際技術の標準を定めるために設立されたFIDOアライアンスが提案したユーザー認証フレームワークだ。 FIDOベースの生体認証手段は、秘密鍵と公開鍵のペアを分離して認証に活用するため、端末を紛失しても他人による不正使用が不可能である。これまで開発された本人認証技術では、セキュリティと使用性が最高水準であり、現在多様なサービスで導入され利用されている。

複製の危険性がある指紋や虹彩とは異なり、指静脈認証方式は指の血流地図を3次元で比較分析する方式で、認証過程で痕跡が残らず、認証情報が指内部にあるので、偽変造複製が実質的に不可能であるため、Web3.0時代に本人確認のための最適なソリューションであると評価されており、ログインセキュリティや出入セキュリティ、金融セキュリティなどに活用されている。

サイバー犯罪や情報流出などの事故が増え、世界的に生体認証方式の導入が活発になっている。韓国の金融当局と銀行業界は生体認証導入義務化を推進しており、日本でも「オンライン決済に生体認証を義務化する」という政策を発表した。指紋、虹彩、顔面認識など多様な生体認証方式が使われているが、指を利用した指静脈認証方式は複製危険性がなく、ユーザーの拒否感がないため、使いやすいという側面において、最も高い好評を得ている。

指一本を利用し、本人確認を行える㈱エターナルのVein-x(ベインエックス)の技術は野外でも認証が可能であり、(below 20,000 Lux、-20℃~60℃)軽いデータ容量と速い認証速度で、すでに世界的な技術競争力を備えている。


<指静脈認証の変換方式(FIDO2) / 出典:エターナル>

株式会社エターナルのチョ·ウヨル代表は「当社が保有する指静脈認証技術とFIDOを結合活用するだけに留まらず、FIDOで使用する秘密鍵と公開鍵のペアで、指静脈認識の結果値を直接的に活用する次世代認証方式。つまり秘密鍵を別途保存せず、指の血流地図(指静脈)を秘密鍵として、直接使用する高い水準の認証方式を研究・開発中である」また、「認証機に代わるフィルム形態の超薄型モジュールに対する研究も開発中であり、今後モバイルやノートパソコン、タブレット端末などに搭載されれば、誰もが簡単に指静脈認証方式を日常生活で使用できるようになるであろう」と述べた。

記事: https://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2023031510272216370