2023年11月21日_エターナル、利用者セルフ登録支援‘指紋認証スマートカード’で 金融セキュリティの新しい道を開く

Author
VEIN-X
Date
2023-11-27 10:13
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生体認証セキュリティ専門企業(株)エターナルが指紋認証スマートカード技術開発特許を出願。 [写真=(株)エターナル]
 

生体認証セキュリティ専門企業である(株)エターナル(代表キム·ヨングク、イ·サンジュン)がユーザーが直接指紋を登録できる革新的な指紋認証スマートカード技術を開発し、特許出願したと11月に述べた。この新しい技術を通じて、ユーザーは自宅または職場で金融型指紋認証スマートカード(クレジットカードおよびデビットカード)に簡単に本人の指紋を登録でき、金融セキュリティを一段階引き上げながらも便宜性を大幅に向上させることができる。

クレジットカードは韓国内だけで毎年2,000万枚ずつ発給されており、全世界的には20億枚以上発給されているが、カード紛失および盗難時に発生する被害金額も日増しに増えている傾向だ。実際、2022年、全世界的にカード不正使用は毎年増加し、約300億ドル(38兆6850億ウォン)の被害金額が発生した。

このような問題点を解決するために高いセキュリティー性を持っている指紋認証スマートカードを市中に適用しようとする試みは多かったが、カード発給後に使用者が指紋を登録するためには別途の指紋登録システムを使用したり、銀行または発給会社を直接訪問しなければならない煩わしさが大きく商用化への段階で困難な部分であった。

だが、(株)エターナルが開発した源泉技術は手軽に使用者の指紋を指紋認証スマートカードに登録できる方法であり、今まで指紋登録方法に対する難題を安い費用で解決できる画期的な方法と評価された。発給された指紋認証スマートカードは使い捨て指紋セルフ登録システムを付着してユーザーに配送される。ユーザーは銀行訪問なしでも早く簡単に本人の指紋を登録でき、指紋登録後には簡単に指紋登録システムを除去した後、すぐに使えるように開発した。

また、金融型指紋認証スマートカードに簡単に指紋を登録できる源泉技術の獲得により、ビザカード(Visa Card)およびマスターカード(Master Card)にクレジットカードを納品するグローバル大企業と協業を進めており、今年中に試作品テストを経て、来年から本格的に量産システムを構築する予定である。

(株)エターナルは、今回の特許出願を通じて金融保安分野で新しいパラダイムを提示する予定である。これにともなう市場の反応と適用範囲に対する関心が増加するものと期待している。

一方、(株)エターナルは指紋認証型出入保安カードを国連傘下機関の一つであるITU(国際通信連合)の職員用出入証供給業者に選定され技術力も認証された。

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